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似非 (essais)

どもどもみなさまお元気にされとりますか。

なかなか寒くなりませんね え

と思うたら朝令暮改、夜は寒いやら。


『2024 SPRING SUMMER』なんて、“格好”つけて卸業を始めてみたものの、かたちにハマろうとしたってどうしたもんかうまくはまらない。

「こっちが歪なかたちをしてるんじゃない、あちらの方が変な形をしているのよ」

確かに、飛び出てんだもの、右に曲がっちゃたりして。

「ぐいっと広げてみりゃあ いいんじゃない」

そうなのです、そもそもそれではじめてみたのです。

なかなか面白くなってきました。格好がついてみればこっちのもんです。


さて、川島雄三監督 フランキー堺主演の『幕末太陽傳』という映画がありまして。

古典落語の演目の一つ、「居残り佐平次」を映画化したものになります。

“居残り”とは当時の遊郭において代金を支払えなかった場合、代わり者が代金を支払うまで、その身柄を拘束したことを言います。

佐平次は若い衆をはぐらかして飲めや歌えやで三日間飲み食いし、四日目 ついに居残ってしまう。だが、佐平次はわざと居残ったのです。

やがて夜になって店が忙しくなると、店の者たちも居残りどころではなくなってくる。すると、佐平次は頃合いを見計らって布団部屋を抜け出し、勝手に客の座敷に上がりこんで幇間を始めた。居残りが接待する珍妙さと、佐平次の軽妙な掛け合い、さらに謡、幇間踊りなど玄人はだしであり、客は次々と佐平次を気に入り、佐平次は相伴に預かったり、祝儀までもらい始めます。

本来の幇間である若い衆らは、佐平次の活躍の分だけ、祝儀をもらえなくなってしまったために、もはや勘定はいらないから佐平次を追い出して欲しいと旦那に訴え、佐平次を呼び出して、もはや勘定はいらないから帰るように言います。しかし、佐平次は理由をつけて居座ろうと身の上話を始めたりする。仕方なく旦那は、さらに金を与えるが、佐平次はさらに煙草まで要求してのませ、ようやく佐平次は店を出たのです。

店から離れたところで佐平次は、心配で後をついてきた若い衆に、自分は居残りを生業としている“居残り佐平次”だと名乗り、さらには旦那はお人好しだと馬鹿にするようなことを言ってその場を去ります。急いで店に帰ってきた若い衆は、旦那にそのことを話し、話を聞き激怒した旦那は「ひどいやつだ。私をおこわにかけやがったな」 と言う。それに対し、若い衆が一言。

「旦那の頭がごま塩ですから...。」


何故、この映画を話に出したかと言いますと、この映画には幻のラストシーンがありまして脚本段階では、墓場のセットが組まれているスタジオを佐平次が走り抜け、さらにスタジオの扉を開けて外に飛び出し、タイトルバックに登場した現代(1957年)の品川へ至り、そこにそれまでの登場人物たちが現代の格好をしてたたずみ、ただ佐平次だけがちょんまげ姿で走り去っていく、という案があったそうで、これは映画を見てみないとわかりませんが、なんとこいつが OIRA なんであります。


自分の名前をつかうのも小っ恥ずかしく、英語やらフランス語にするのも自分以外にするのもよう分からんと思いまして、あれやこれやで江戸弁の『自分』にしまして、ただ自分は関西の人間でありまして、地元では相手のことを「自分」とも言いまして、自分のことも「自分」と言ったりしまして、自と他がごっちゃになりまして、他も自となりまして、自も他となりまして


「あら、あんたは誰なんだい。」



ユーモア(冗談)ってのは本当なんです。

排便くらいほんとうなんです。


駄文・乱文によりお目汚し失礼いたしました、悪しからず。

最初はこんなもんで

-------『終わり』。

*川島雄三さま・フランキー堺さま・他幕末太陽傳の関係者様、勝手に無い字幕をつけたこと深くお詫び申し上げます。最後のはジョンヲーターズの「ピンクフラミンゴ」(1972年)で本当です。




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